

仮想通貨取引所というのは、ビットコインなどの仮想通貨を買ったり売ったりするところです。
ビットコインなどの仮想通貨の話題が高まるにつれて、仮想通貨取引所も増えてきました。
今後も仮想通貨取引所の新規参入が増えると思われます。


ここでは、いくつかのポイントに分けて比較してオススメの仮想通貨取引所を紹介します。
Contents
仮想通貨取引所選びのポイント
最初に
「ビットコインを始めたい」
と思ったときは、ビットコインの現物を買ったり、買ったビットコインを売ったりするところから始めます。
ビットコインを買って、そのままずっと持っておくこともあるかもしれません。
このようにビットコイン自体を買って、保有し、売ることを「現物取引」と言います。
ビットコインはどの仮想通貨取引所でも扱っているので、どの仮想通貨取引所でもビットコインの現物取引を始めることはできます。
ですが、システムの使いやすさ、会社の安全性、手数料、付帯サービスは各仮装通貨取引所により異なりますので、こういった点で比較してみると、ぴったりの仮装通貨取引所が見つかるかもしれませんよ。
仮想通貨取引所選びのポイント
- 仮想通貨取引所の安全性
- 取引量、ユーザーの多さ
- 仮想通貨取引所の手数料
- 仮想通貨取引所の使いやすさ
- 仮想通貨取引所の独自サービス
仮想通貨取引所の安全性

そのとおりです。
ですが、一般人が会社の安全性を見分けるのは難しいことです。
法律の規定で、一定の基準をクリアした取引所は金融庁に仮想通貨交換業者として登録されるようになりました。
法律上の基準をクリアしたことが金融庁によって確認された業者なので、一定の安心感があります。
そうは言っても、その中から安全性の高そうな業者を選ぶとすると
bitFlyerは、メガバンク系の会社や保険会社、インターネット会社が出資して作った会社なので安心感は仮想通貨交換業者の中でも随一です。
また、メールアドレスやパスワードを盗まれて不正に日本円が出金されたときは、一定額を補償してくれるので、これも安心材料です。
GMOコインは、大手インターネット会社のGMOグループの会社で、同じグループ内にはFX取引高世界一のGMOクリック証券もあり、会社の経営の安全性には問題ないでしょう。
今後もGMOグループの会社として積極的なサービス展開も期待されます。
coincheckでは、不正ログインで損害を被ったときは、最大100万円を補償してくれます。
高額でなければ、ビットコインなどの仮想通貨を安心して預けておけます。
このあたりの会社は、金融庁に登録した仮想通貨交換業者の中でも安全性は高い会社と言えるでしょう。
取引量、ユーザーの多さ


株の場合は、どの証券会社に口座を持っていても、証券会社から証券取引所を通して取引されます。
また、FXの場合は、FX会社との取引の形態を取っていますが、オーダーは流動性の高いインターバンクで決済されます。
そのため、株やFXでは流動性が問題になることはありません。
ところが、仮想通貨取引では、取引所ごとに取引が行われています。
そのため、ユーザーや取引量が少ない仮想通貨取引では、流動性が低く取引が成立しにくくなるといったことが起こるかもしれません。
買いたいときに買えて、売りたいときに売れる。
それができるためには、ユーザー数と取引量が多い仮想通貨取引の方が安心です。
日本国内の仮想通貨取引所で取引量が多いのは、bitFlyerとcoincheckです。
参考 ビットコインの取引高
仮想通貨取引所の手数料比較

仮想通貨取引所の各種手数料を比較すると、次の表のようになります。
仮想通貨取引所 | BTC取引手数料 | 入金 | 出金 | BTC送金手数料 |
---|---|---|---|---|
coincheck | 0.000% | 756円~(クイック入金) | 400円 | 0.001BTC |
bitFlyer | 0.01% ~ 0.15% | 324円(クイック入金) | 216円~756円 | 0.0005BTC |
Zaif | -0.01% | 486円(3万円未満コンビニ入金) 594円(3万円以上コンビニ入金) | 350円(50万円未満) 756円(50万円以上) | 0.0001BTC |
bitbank.cc | 0% | 無料 | 540円(3万円未満) 756円(3万円以上) | 0.001 BTC |
GMOコイン | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |

ただし、ビットコインの取引手数用で一番高いbitFlyerでも、1万円の取引で15円なので、それほど気にすることはないでしょう。
また、入金手数料も、クイック入金を使わずに銀行振込をすれば、どこも通常の振込手数料がかかります。
証券会社やFX会社ではクイック入金の手数料無料なのが普通なので、それと比べると入金手数料はどうしても高く感じてしまいますね。
ビットコイン送金手数料は、送金取引をマイナー(採掘者)と呼ばれる業者に承認してもらうのに必要なものなので、無料としているGMOコインでも実際には手数料がかかります。
FX会社でも以前は、各種手数料がかかっていましたが、FX会社の参入が増えて競争が激化した結果、今や取引手数料や入出金手数料は無料が当たり前になっています。


仮想通貨取引所の使いやすさ
使いやすさは、パソコンの使いやすさとスマホからの使いやすさがあります。
実際に使ってみて使いやすいと思えるのは、bitFlyerです。
パソコンから使うと、左のメニューから必要な情報にすぐにアクセスできるようになっているので、ほとんど迷うことなく使うことができるでしょう。
また、スマホアプリもとても使いやすくできています。
個人的な感覚では、使いやすさはbitFlyerが随一で、仮想通貨取引所を個人的に紹介するときは、迷わずbitFlyerを薦めています。
あとで使いにくいと言われることもありません。
coincheckのスマホアプリもとても使いやすくできています。
ビットコインや他の仮想通貨の価格をチェックしてそのまま売買もできるので便利ですよ。
私は、毎日ビットコインは他の仮想通貨の価格をチェックするのにcoincheckのアプリを使っています。
一つのアプリで多くの仮想通貨の価格を調べられるだけではなくて、変動率もひと目で見られるので便利です。
coincheckのアプリはcoincheckに口座がなくても使えますよ。
仮想通貨取引所の独自サービス
仮想通貨取引所には独自のサービスを提供しているところもあります。

bitFlyerは、楽天やZOZOTOWNなどでネットショッピングをするとビットコインをもらえるサービスがあります。
こういったサービスをよく利用するなら、bitFlyerから利用すればビットコインがもらえるのでお得です。
参考 楽天などでネットショッピングしてビットコインをもらう方法
coincheckは、coincheckでんきというサービスを提供しています。
電気料金をビットコインで支払ったり、今までどおり円で電気料金を支払ってビットコインを還元してもらえるサービスです。
いつも支払っている電気料金でビットコインが貯まるのはうれしいサービスです。
Zaifには、コイン積立というビットコインを毎月自動で積み立てて購入できるサービスがあります。
一度申し込んで設定してしまえば、毎日ビットコインをコツコツ自動で購入してくれます。
リスクを抑えた長期投資をするならオススメのサービスです。
参考 ビットコイン積立なら月千円から投資可能!メリット・デメリットは?
まとめ


会社の安心感、取引の流動性、使いやすさのどれをとっても安心して初心者におすすめできます。
ただし、他にも魅力的な仮想通貨取引所があるので、目的によって仮想通貨取引所を使い分けることを考えても良いでしょう。
